【柳川の宣伝に全国へ　ネット通販にも力】

　西鉄柳川駅前にあり、観光のお客さまも立ち寄りやすいため、旅行会社と提携して大人数のお食事も提供されていました。ですが新型コロナの影響でその光景も一変。それでも「大きな痛手を受けましたがネット通販にも力を入れて、これからを乗り切る。」と、力強い言葉で「コロナ以後」のありかたを探っていらっしゃいました。創業して40年。平成18年から駅前にお店を移してからは、柳川の宣伝のために全国各地のデパートに出店し、柳川名物のせいろ蒸しなどを販売。お店を発展させてきました。

　おすすめは「うなぎセイロ特上」。肝吸いや季節のお料理もつきます。
うなぎは鹿児島と宮崎から仕入れ、お米は福岡県瀬高の山つきのお米を「使う分だけ精米する」というこだわりです。有明のりでうなぎ飯を巻いた「うな巻」は、ネット通販でも大人気。また、うなぎ以外のお料理も提供されていて、お昼の時間は「かご膳」も人気だそうです。

　逆境にあっても次の時代を見据えて行動するお店の方の姿に、共感する方も多いのではないでしょうか。店内入口には検温器やアルコール消毒を置き、テーブルごとに仕切りを設け、お店をあげて新型コロナ感染防止対策に取り組まれています。